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パナソニックホームズでマイホームを新築しました😆家づくりの知識は全然ないけれど、勉強しながら我が家の事を中心に発信しています✨目指せ、シンプル&スマート❕

【ヘーベルハウスオーナーのズブロッカ大佐にインタビュー!】②ヘーベルハウスの弱みとは??

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こんにちは 😀

 

 

 

 

今回は前回に引き続き

 

ヘーベルハウスオーナーで

 

建築学科卒業の

 

ズブロッカ大佐へのインタビュー!!

 

 前回のインタビューはこちら↓

 

anpan-mama.hatenablog.com

 

 

 

前回はヘーベルハウスの強みについて

 

話してもらいましたが、

 

今回は

 

ヘーベルハウスの弱みについて

 

聞いてみたいと思います!!

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘーベルハウスの弱みって何ですか?

 

ズバリ!聞きました!!

 

お答えはこちら!

 

 弱みは昨今話題になっている住宅の省エネ化という部分だと思います。

温熱性能と呼ばれる部分については、ZEHや省エネ等級4という前時代レベルの性能基準をベースにしているので、温熱高性能住宅と比較すると足元にも及ばないというのは事実ですね。

 

大佐が言う温熱性能とは・・??

 

そもそも”住宅性能”というのは

 

10分野のモノサシではかるそう↓

https://www.hyoukakyoukai.or.jp/seido/shintiku/img/seido_shintiku_img02.png

https://www.hyoukakyoukai.or.jp/seido/shintiku/img/seido_shintiku_img02.png

 

その中で言う温熱環境とは

 

”室内の温度を適切に管理する事”

 

になるでしょうか?

 

その性能が温熱性能と。

 

www.hyoukakyoukai.or.jp

 

Twitter上でよく聞く

 

”高気密高断熱”も

 

これに含まれるのですよね。

 

最近性能性能言う人が多いけど、性能は何項目かに分かれてるんで私は敢えて温熱性能と区別してる!

 

とのこと。

 

 

ヘーベルハウスの弱みは温熱性能!”

 

と言う大佐に、詳しく聞いていきます。

 

 

 

 

まずは、断熱性能のお話から

 

Twitter上でも温熱高性能住宅の話はよく見聞きしていると思いますが、基本的に木造住宅やRC住宅に比べると鉄骨住宅は断熱性能を上げるのが大変です。

それはヘーベルハウスだからということではなく、鉄骨一般に言えることです。

 

 なんで鉄骨だと断熱性能を上げにくいのですか?

 

鉄の熱伝導率が高いって話をしたと思いますが、それはつまり外気温の影響を非常に受けやすいってことです。

外が暑いと鉄もすぐ熱くなるし、寒いと冷たくなる。

そんな柱が家の中にあるわけですから、柱から奪われる熱の影響はデカくなるわけです。

 

でも家って鉄骨住宅だとしても、鉄の柱だけで出来ているわけではないのに・・

やはりそんなに影響大きいものなんですね。

 

家の中の気温を外の気温と違う気温に保とうとすると、どこかのラインでその気温差を埋める防波堤が必要なんですね。それが断熱材。

内断熱・外断熱って聞いたことがあると思うんですが、すごく大雑把に言うと家の柱の外側に断熱ラインを持ってくるのか、内側に断熱ラインを持ってくるかの違いなんですよ。

 

https://ibis-group.jp/wp-content/uploads/2016/07/118.png

https://ibis-group.jp/wp-content/uploads/2016/07/118.png

 

鉄骨含む熱損失の原因となる部分を熱橋(ヒートブリッジ)というのですが、このヒートブリッジ化を防ぐために鉄みたいな熱伝導率の高い部材を断熱材でガードしてやる必要があるんですよ。

柱の内側って、要は家の内壁ですよね?壁紙とか貼ってある。

鉄骨で真面目に高断熱にしようとすると、鉄骨から壁紙のある内装壁までの間にそれなりの厚みの断熱材を詰めないといけない。

これはどういうことかというと、部屋が狭くなる!

 

じゃあ、逆に柱の外側に断熱材を置く外断熱の場合、柱の外側の断熱材の厚みが厚くなります。

柱から外壁までの間が厚くなるってことは、家の外側から見た時に比べて室内がやっぱり狭くなる。

ヘーベルハウスは耐火性能のために外壁に75mmのALCボードを採用しているから、ただでさえ面積的に不利なのですが、更に不利になる。

首都圏の様な狭い土地を得意としているヘーベルハウスみたいなメーカーだとこれって結構痛いんですよ。

 

実はやろうと思ったらできない訳じゃない。

ただ、そういう事情があるからなかなか踏み切れないんだと思いますよ。

断熱についてはヘーベルハウスに限らず、鉄骨住宅はこの課題が付きまとうんですよ。

その中でもヘーベルハウスALC縛りプレイなので、更に不利。

 

技術的には可能、ただ実用的じゃないというね。商売的な意味で。

ヘーベルハウスの鉄骨柱は最高性能と言われるネオマフォームって言う断熱材で外壁のALCと柱の間に20mmの厚みで入れていますが、正直これだとヒートブリッジ対策としては性能不足と言われています。

まあ、ないよりはましだし、一応ZEHは取れるけど。

 

理想を言うならば、鉄骨とALC外壁の間に最低120mm厚のネオマフォームを入れられると、断熱性能に関しては北海道でZEH基準を満たすための最低限必要とされる性能は担保できるので、川崎なんかでは十二分の断熱性能を発揮できるとは思います。
あとは、鉄骨柱や梁をすべて最低120mmのネオマフォームで完全に覆ってしまうと、ヒートブリッジの影響をかなり軽減できると思います。

 

ヘーベルハウスの断熱性能に関してはこちら↓

www.asahi-kasei.co.jp

 

 

なるほど。。

 

鉄骨住宅の断熱性能が高くない、

 

というのは聞きかじりレベルで

 

知っていました。

 

鉄の熱伝導率が高いから、という

 

単純な理解でしたが・・

 

そんな話じゃありませんでしたね💦

 

 

・木材よりも熱伝導率の高い鉄骨を使う

 

・鉄骨住宅は室温が外気の影響を受けやすく、

 

その分より沢山の断熱材でのガードが必要

 

・けれどその分壁が厚くなるため面積的に不利

 

厚いALCを使うヘーベルハウスは尚更・・

 

ということでした💦

 

それにしてもネオマフォームを

 

20mm→最低120mmって💦

 

6倍とはハードル高すぎる気がする・・😓

 

 

 

 

続いて、気密性について

 

あと、気密性ですね。

どんなに断熱性能が高くなっても気密性が低いと外気が入ってきてせっかく温めたり冷やしたりした室内の気温が外気から影響を受けちゃいますね。

 

 

 

同じ木造でも、気密性の高いメーカーって言ったらどこを思い浮かべます?

 

え?一条とか?

 

他には?

 

うーん。。わからないけど💦
すみりん?ミサワも割と良いと聞いたような聞かないような・・

 

おい、スウェーデンハウスはどうした!?

 

あーーーーー!!!!😨😨😨

 

おい、スウェーデンハウスは我が故郷、蒼き北の大地北海道で生まれた由緒ある寒いところ仕様の家だぞ!
そんなにシベリア送りになりたいか?

 

😱😱😱
ゴメンナサイ、ゴメンナサイ💦💦

 

 

まあ、ハウスメーカーの中でも気密性の高い家が得意なメーカーって2×4工法とか、木質パネル工法とか、要は壁のパネルで家を作ってるメーカーが多いのですよ。

そもそも仕組みとして隙間が少ないから、気密性を高めた仕様にしやすいってのはある。

 

 なるほど。

全く同じ作り方だとすると、木と鉄で差は出ないのですか?

 

ここでも鉄の特性ってのが出てくるんですよ。

鉄って実は柔らかいんです。

 

 

あんままは3.11の時は職場のビルにいましたか?

 

いました!

 

揺れました?
何か壁が割れるとかそういう被害に遭いました?

 

揺れました!
でも・・壁が割れたとか全然覚えてない!!

 

幸せに生きてるな…(呆れ)

 

 

 私は3.11の時、平成二桁年竣工の比較的新しい鉄骨造のビルにいたんですが、 地震の揺れで内装壁のプラスターボードが割れまくりました。

免振装置が入っていても。

鉄骨造の建物って、地震とかで揺れるように作ってるんです。

そうやって地震の揺れのエネルギーを逃がす。靭性って言うんですが。

最近はあんまり揺れてもアレだから免振装置とか制振装置で揺れ自体を抑える工夫をしてますが。
鉄は木よりもこの靭性に優れている材料でして、揺れた時にオーバーな言い方をするとふにゃふにゃとこんにゃくみたいに曲がって、強固に揺れに抵抗するというより、揺れの力を逃がしてるんです。

 

 鉄がふにゃふにゃ・・??

 

全くイメージと違う💦

 

高速道路とかの橋で、走っていてガタガタって言うことありません?

あれ、隙間空けてるからああなってるんですよ。

橋の上で渋滞とかで止まると、強い風とかトラックとかの走行で結構橋が揺れていることがわかると思います(バイクに乗っていると特によく感じますよ)。

鉄って言うとがっちり固めているイメージが強いですが、実は衝撃を逃がすように揺れるように作ってあるんですよね。

 

橋を走っている時にガタガタいう部分をジョイントって言うんだけど、ジョイントを作らずにガッチガチにくっつけて橋を作っちゃうと、強風や橋の上を重量級が走るとしなって力を逃がすことができなくて、許容量を超えるとぐにゃっと曲がるし、最悪折れるのよw

 

まあ、という訳で鉄骨の家は地震とかが来るととても揺れます。

ただ、そういう仕様です。

一条さんとか三井さんみたいなツーバイ系の家は逆にそんなに揺れない。

パネルでガッチガチに作ってあるから(剛性ってやつです)。

面で強度を作っているので、鉄骨のラーメン構造とは地震に対する乗り切り方がそもそも思想が違う。
実際に同じ地震の揺れに遭った時に、一条さんや三井さんの家の方が体感として全然揺れないはずです。
どちらの方が良いのかってのは、お互いにメリデメがあるので単純にどっちが良いと決められることではないので、ここではこれ以上深く掘り下げはしないです。
興味がある人は靭性で調べてみてね。

 

まあ、というわけでさっきの内装のプラスターボード割れてなかった?って話につながるんですが、建物全体が揺れるというか歪んで揺れのエネルギーを逃がすので、中に貼っている壁のボードが割れることがあるのよ。
地震でドアが歪んで開かなくなることがあるから、地震が来たらドアを開けて避難経路を確保しろっていうけど、それともつながる話だね。

最近はその揺れを減らすために制振装置を付けるのが一般的ですがね。

 

でだ、揺れる時に隙間ができちゃうのよ。しなるので。

 

https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/technology/images/01h_fig_02.gif

https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/technology/images/01h_fig_02.gif

 

気密性を高めるためにガッチガチに隙間を埋めた施工をしても、揺れた時に柱と梁がしなることによって、バリって割れたり破れたりしちゃうと困るわけ。

揺れた時の余力を持たせるために隙間にゴムシールみたいなのを貼って気密性を高める工夫をすりゃいいんだろうけど、施工の手間もかかるし材料費もかかるしでコストアップ原因になるんでしょうな。
あと、施工者の技量によって差も出やすいだろうし。ハウスメーカーは個人の技量の差によって品質の差が出ない様にってことを至上命題にしているような部分はあるので、その担保が難しいと思うとあまりその部分を推さないってのはありますし。

なので、今のところ気密性を高めることとよりも耐震性バンザイにパラメーターを振り切っているんだと思いますよ。

あくまで施工を見ていてそういう考え方なんだろうなと思っただけですが。

 

費用に糸目をつけなければ色々やりようはあるだろうけど、あくまで商売ですからね。

利益率を下げてまでやりますか?ってなりますよね。

まあ、とはいえ時代は省エネ化。

今後どういう風に対策をしてくるのかは楽しみではあります。

 

 

大佐の素晴らしすぎる解説。 

 

分かりやすすぎて、

 

なるほどすぎて、

 

言葉が出ません・・🙄

 

 

鉄骨住宅の気密性に関しては、

 

線路のように

 

鉄が熱くなると膨張する特性から

 

あらかじめすき間を空けるようにしか

 

作れないのかな?

 

・・・私ごときには

 

こんな予想しかなかったけど(恥💦)

 

 

・鉄が実は柔らかいということ

 

(鉄って固いイメージでした💦

 

まさかこんにゃくとは!!)

 

・それゆえにわざと揺れるように造っていること

 

・揺れることですき間が出来やすいため、

 

気密性が高めにくいこと

 

 

全てが勉強になりました!!

 

 

 

 

温熱性能以外に弱みってありますか?

 

ヘーベルハウスの弱みに戻ると内装とかはどうですか?

良く言えばシンプル、悪く言えば無難、的なイメージがなくもないけどそこに得意不得意はないのかな?

 

うーん、内装はセンスと金の掛け方次第じゃないっすかね?

ヘーベルのICさんに聞くと、へーベルのオーナーさんが基本的に無難にする人が多いみたいですな。

なので、我が家の内装は色々チャレンジ案件だったので楽しかったらしいですよ。

 

Twitter見てるとアクセントクロスとかで結構悩んで、結果無難になっているケースは凄く見かけるけど、色チョイスって結構難しいからねぇ。

なお、家造りにおいて気軽に他と差を付けたいなら壁紙だね。

あれはそこまでコストを掛けずに印象をガラッと変えられる。

本物の木を天井に貼ったりも素敵だけど、最近は壁紙でも遜色ないのが出てるし、極論飽きたら壁紙は張り替えられるからね。

 

真珠屋の社長の友達が言っていたけど、最近はイミテーション真珠も出来はいいから、本物を扱う自信がなければイミテーションの真珠でもいいと思うよって言っていたんだけど、木張りとか石壁に似せた壁紙という偽物で手軽に印象を変えるのだって一つの手段だと思いますよ。

 

特にヘーベルハウスの内装に関して

 

弱みはなさそう?

 

 

大佐のご自宅の内装を見て、

 

正直私の持っていたヘーベルハウス

 

イメージと全然違ってびっくりしました!

 

良い意味でヘーベルハウスっぽさがない

 

無難とはかけ離れている様相だと思います😄

 

(注:個人の感想です)

 

 

そんな大佐邸のWeb内覧会はこちら!

 

www.colonel-zubrowka.com

 

 

大佐のご自宅については、

 

内装以外にも色々と聞きたいことがあり

 

後日別インタビュー・・出来るかな??

 

 

 

 

他には弱みは??

 

例えば、間取りの制約とかはないのでしょうか?

 

間取りの制約という意味だと、鉄骨の規格の都合で最小が300mm単位というくらいかな。それよりミニマムなカスタムはできない。

 

なるほど。

 

ちなみにパナソニックホームズは

 

15㎝ピッチで設計可能な

 

シリーズがあります!

 

それぞれのメーカーごとに

 

規格があるため要確認です✨

 

 

 

他にはありますか?

 

そもそも、斜めの壁がつくれないかな。

要は上から見た時に三角形の家とか。

土地の形的にそうせざるを得ない家とかあるんだよね。

なので、制約とまでは行かないけどあまり狭すぎるとへーベルだと建てられないケースはありそうね。

 

あと、ヘーベルハウスは外壁がALCって決まりなので、目地のパターンと色はいくつかあるけど、塗り壁とか木張りとかタイルみたいに色んなバリエーションの外壁から選ぶ余地がない。
これはある意味デメリットとも言えるかもしれませんね。 

 

だそうです!

 

まぁでも・・

 

その辺りに縛りがあるのは

 

他メーカーさんでも一緒かもしれません。

 

どのメーカーも一長一短!

 

そこは好み!!

 

ですかね✨

 

 

 

 

まとめ

 

今回は、ズブロッカ大佐に

 

ヘーベルハウスの弱みについて

 

聞いてみました!

 

 

住宅性能の中の一つ、

 

温熱性能については

 

鉄骨住宅ならではの弱みがあり、

 

わかりやすく解説してもらいました✨

 

 

温熱環境、という意味での性能は

 

 高くしにくい鉄骨住宅。

 

それでも前回聞いた強みと併せて

 

何を重視し何を選ぶかは

 

それぞれの価値観次第!!だと思います✨

 

 

そして、Twitterでは

 

温熱性能に関してはとてもとても

 

議論が活発です。

 

大きな声では言えないけれど、

 

実は私、よく理解していない事沢山あります😓

 

次回以降には、所謂

 

”高気密高断熱住宅”に関しても

 

大佐に聞いていけたらと思っています!

 

 

(次回が無かったら、

 

大佐に消されたと思ってください笑)

 

 

次回もお楽しみに🎵

 

 

 

 

 

 

応援、よろしくお願いします🌻