【240と350の違いは?選び方から施工方法まで】防草シート「ザバーン」について本気出して調べてみた!!
我が家の周囲が防草シートを突き破って雑草だらけになってしまいました💦
記事内で一部追記しましたが、
防草シートが見積もり記載のものと
違うものが施工されていたという
びっくりするトラブルが・・😲
その件に関しては
全て解決してから再度報告するとして、
これを機に本来施工されるはずだった
防草シート「ザバーン」について
色々と調べたので、
まとめたいと思います!
ザバーンとは
ザバーンは米国デュポン社が開発した防草シートで、世界最太レベルの極太長繊維が縦横無尽に重合する独自構造を持ち、優れた強度・耐久性・寸法安定性により雑草を効果的に抑制できます。
同時に、透水性に優れ、雨や液体肥料を通すため、雑草を抑えつつも、植栽などの成長を阻害しません。
ザバーン防草シートカタログより引用
プロがよく使用するという、
とても高機能な防草シートです✨
特長
①特殊加工の極太繊維を使ったポリプロピレン不織布
4層構造の極太繊維を熱融着していて、強度抜群!
ポリプロピレンは水にさらされても劣化せず、土壌へ有害物質が溶け出したり焼却の際に有害物質が溶け出したりする心配がない!
②雑草の抑制効果が高い
ザバーンは繊維の隙間が広がりにくく、強い雑草でも貫通を抑えられる!
特にザバーン240G,350は、強力なイネ科、スギナ、チガヤ、ヨシ、ハマスゲなどにも対応。
③透水性が高い
薄い構造なため目詰まりしにくく水や空気をよく通す。土壌や環境への影響が少ない。
④砂利の沈下防止になる
砂利は雨や雪、上を歩くことなどにより沈下してしまいますが、防草シートにより沈下を防ぎ路盤の変形や轍を防止できる。
ということ。
防草シートを選ぶ際には
・貫通抵抗力
・透水性
・遮光率
・耐久性
・施工性
などを考慮して選ぶのが良いそうです。
いずれについてもザバーンは
優れた防草シートのようです✨
種類
ザバーンは3種類。
ザバーン136G(スタンダードタイプ)
ザバーン240G(強力タイプ)
ザバーン350G(高耐久・強力タイプ)
それぞれのシートについて、
以下の項目を比較したいと思います!
(カタログを参考にしました)
・シートの厚み:
厚い方が雑草を通しにくい
・雑草対応:
強い雑草(スギナ、チガヤ、ヨシ、ササ、セイタカアワダチソウなど)の予防効果
強い雑草は「葉っぱが尖っているもの」が多いそうです
・耐用年数(曝露):
太陽に晒され続けた時の耐用年数
・耐用年数(砂利下):
砂利下に敷いた時の耐用年数
・透水性:
雨が降るなどしてシートの上に溜まった水がなくなる速度
・遮光率(%):
太陽光を遮断する能力
比較表
上記を比較してまとめたものがこちら!
136G⇒240G⇒350Gと
シートが厚くなるにつれて
雑草の貫通力や耐用年数は増します。
240Gと350Gは張り強度が強く、
重機で乗り上げても破れにくい構造
だそうです!!
240Gと350GのA4カットサンプルは
このように横から持っていても
曲がらない位の強度!
さすがに136Gではダメでした・・💦
逆に厚みが増すことで透水性は低くなります。
また、厚いことでシートを切ったり
施工するのは大変になります。
(DIYで施工する予定の方は
ご注意ください)
ちなみに、我が家に間違って
施工された防草シートですが。
厚み0.5mmのポリプロピレン製の不織布タイプ。
耐用年数は2~3年でした💦
ザバーンは比較するとかなり目が細かく、
また手触りも固くて頑丈そうです。
業者さんが使う、というのも
納得です!!
類似商品
ザバーンと同じデュポン社の製品は他にもあります。
プランテックスという商品と
グリーンビスタプロという商品です。
どちらも基本的には
ザバーンと同じものだそうです。
違いは
プランテックスは
①125BB(ガーデン用)と240BB(ザバーン240と同等品)の2種類展開
②黒と茶色のリバーシブルで両面どちらでも施工できる
という点で、
どちらも砂利下などでの使用では
ザバーン同様半永久的に効果が期待できます。
グリーンビスタプロは
砂利下に敷く用の商品で
136G(ザバーン136Gと同等):砂利の沈下防止が主目的
240G(ザバーン240と同等):雑草抑制と砂利の沈下防止が主目的
の2種類があります。
ザバーンは、240Gと350Gは砂利を敷かず
曝露状態でも使用可能
(耐用年数はあるため張替が必要になる)
なので、その辺の違いと思われます!
施工時の注意点
ザバーンに限らず、防草シートは
紫外線に晒され続けることで劣化
していきます。
そのため、シートの上に
砂利などを敷設することで
長持ちさせられます!