注文住宅の収納ってむずかしい!【①我が家の収納計画を公開!】
注文住宅は好きな間取りや家庭ごとのこだわりを詰め込めることが醍醐味です!!
一方で、自分たちで自由に決められるからこそ悩んでしまうことも多いもの。
その一つに収納があるのではないかと思います。
収納は、多すぎても少なすぎても困ります。
どのくらい必要なのか?
ポイントはどんなところなのか?
とてもむずかしい!!
今回は、我が家の収納についてまずは計画編として考えたことや工夫したことなどをご紹介していきたいと思います!
集中収納?分散収納?我が家の収納に対する考え方は?
私はプロではないのでざっくりとですが、収納方法には集中収納と分散収納があるようです。
それぞれの特徴は以下の通りです!
集中収納の特徴
集中収納は、その名前の通り物を一か所に集中させて収納します。
大きなスペースが必要になる反面、「何をどこに片づけるか」という事を細かく考えなくて済んだり、探し物はその一か所を探せばよい、というところが特徴的なのではないかと思います。
分散収納の特徴
分散収納は使うものを使う場所の近くに収納するという事が特徴です。
機能性が高い一方で、それぞれの場所に細かく収納を設置する必要があります。
どこに何を収納しているかをきちんと把握しておくことも必要です。
どちらが良いのか?というのは一概に言えることではなく、家庭ごとの考え方や物の量、家の間取りの優先順位等に影響されます。
我が家の収納に対する考え方は?
我が家(特に私)の収納に対する希望は、
①物が階を跨いで移動することを極力避けたい
②置き家具がなくて済むような収納量が欲しい
③隠す収納にしたい
ということでした。
①物が階を跨いで移動することを極力避けたい
例えば季節家電である扇風機やガスヒーター。
我が家の場合は使う場所は1Fと決まっていますが、それを2Fに収納すると、季節ごとに2Fから1Fへ運び、使用しなくなったらまた2Fへ片づけるということになり手間がかかります💦💦
私はそそっかしいので、運ぶ途中で壁などにぶつけたりすることも考えられます😭
そういった理由で極力それぞれ使うフロアに収納したい!なるべく使う場所近くに収納したい!ということで、我が家には分散収納が適していそうです✨
②置き家具がなくて済むような収納量が欲しい
オシャレセンスの高い人は素敵な置き家具でオシャレ空間にすることが可能だと思います✨
一方で、オシャレセンスゼロを自認する私。
まず素敵な置き家具を選べないし、家具同士が喧嘩して結局ごちゃごちゃになること間違いなし💦
置き家具なしでスッキリした空間を保つのが我が家には向いている!!と思っています。(掃除の難易度も下がりますし)
そのためには後から収納を付け足さなくて済むようにする必要が!
少し多めに収納を計画していきたいと思っていました。
③隠す収納にしたい
これも②に共通する部分でもありますが、見せる収納は
・センスが問われる
・掃除の難易度が上がる
という点で私には非常にハードルが高い💦
しっかりオシャレさと綺麗さを保てるよう管理できる人は本当に尊敬します😓
私の身の丈に合わせるには、しっかり扉が付いた収納に物を収めていく『隠す収納』が最適!だと思っています。
これらのことを担当者にも伝えながら、実際に我が家はどこにどの程度の収納を計画したのか?
場所や大きさ、収納予定のものを順番に見ていきたいと思います!
(実際の収納の写真もご紹介します!)
1Fの収納
1F部分には大小合わせて11か所の収納があります。
(シューズボックスやカップボードなども含めています)
玄関周りの収納
①シューズボックス(靴箱)
パナソニックホームズで標準的に使われる『コンポリア』というシューズボックス。
コの字タイプです。
用途はもちろん、靴の収納!
コンポリアについては詳細をこちらでご確認ください☆
②シューズインクローゼット(シューズクローク、土間収納)
正面に固定棚(奥行き60㎝)と、右側に可動棚があります。
収納予定としては
・タイヤ
・傘
・アウトドアグッズ
・ベビーカー(使用しているうちは)
・子どもの外遊び用品(プールなども含む)
・シューズボックスに入りきらなくなった靴
となっています。
中でもタイヤは夫の希望で、外に物置を置く予定のない我が家はこの場所への収納予定は最初から決まっていました。
タイヤの運搬も大変なので、コロコロ転がしてそのまま固定棚の下段に入るように。
幅や高さはそれを考慮して決めています。
工夫した点は、固定棚と可動棚をL字に交差させることも出来ましたが、使い勝手を考えて可動棚は敢えて幅80㎝にし、固定棚との間に35㎝程度スペースを作りました。
これによりテントなどの高さ(長さ)のあるものは立てて置くことが可能に!
長いものは意外と棚に入れると縦に入れると飛び出す、横に入れると奥に行ってしまったりして取り出しにくい・・そんなことが防げるはず!
ということで、実際の使い勝手は次回!!
リビングダイニングの収納
我が家の収納コンセプトである「置き家具がいらない」に関して一番重要なポイントになるのがこのリビングダイニングの収納でした!
リビングダイニングは大小さまざまな物があふれがちになる場所。
にも関わらず、意外と収納を確保するのに苦労する場所でもあると思います。
我が家は、リビングダイニングの横をリビングと一体的に使える洋室にし、③のWICをリビング収納も兼ねることで収納量を確保することにしました!
③WIC(1.9帖)
収納予定は
・季節ものの家電(扇風機やガスヒーター)
・お雛様や兜
・(当面)子どものおもちゃ
・プリンター
・ティッシュやトイレットペーパーなどのストック?
です。
季節ものの家電やお雛様などは「階を跨いで荷物の移動がないように」というコンセプトのもと、使う(飾る)フロアに収納。
後は、当面は子どものおもちゃであふれる予定です💦
そしてこだわりはプリンターを収納すること。
プリンターも外に出していたくない!!(見た目も掃除の手間も含めて)
書斎(2F)にあると子どもたちが使いにくい!ということで、我が家にとってはこの場所が最適だと思いました✨コンセントも設置済みです!!
④キッチンのダイニング側収納
この収納も我が家にとっては必須でした!
収納するものは
・文具類
・(当面は)子どものおむつなど
・常備薬?
・その他細々したもの
リビングダイニング周りで持て余しそうな細かい物を全てこの中に!
ダイニングテーブルのすぐ横なので出し入れもしやすく収納場所としてはばっちりです✨
詳細はこちら☆
⑤リビングドア横の収納
ここはキッチンとダイニングの間にあるため、どちらからもアクセスしやすい収納です。
まず一番の目的は掃除機収納!
右側の縦長のスペースにダイソンスティックを、下部にはルンバのスペース。
その他、掃除用品や生活雑貨のストックなどを収納予定。
キッチン収納
キッチン収納も比較的しっかりスペースを確保!
⑥カップボード
2700サイズのカップボード。コの字タイプになっています。
ゴミ箱収納もスペースを確保。
詳細はこちら☆
ゴミ箱収納に関しては後悔も。こちらをどうぞ☆
⑦パントリー
食料品のストック用!
詳細はこちら☆
水回り収納
水回り収納は、分散収納らしく、大きくはないですがそれぞれの場所に収納が!
⑧トイレ収納
ごくごく一般的なタイプ&サイズかと思います。
トイレットペーパーや掃除用品を収納!
⑨洗面台キャビネット
我が家の洗面台はPanasonicの『シーライン(C-LINE)』です。
サイドキャビネットを付け細かい物が収納できるように!
タオル類やヘアケア・スキンケアグッズを収納する予定です。
女の子が二人いるけれど、足りるのか・・?
こればかりは未知です💦
詳細はこちら☆
⑩床下収納
パナソニックホームズでは床下の点検口部分が床下収納になります。
設計段階で場所をキッチンにするか?洗面や脱衣室にするか?と選択させてもらいました。
我が家の場合は、キッチン収納はカップボードとパントリーで十分確保できそうだということで洗面室に設置!
洗面・浴室、トイレ等水回りの洗剤等のストック収納として考えています!
⑪脱衣室収納
狭いスペースに無理やり付けた収納です。
下部はオープンにしてもらいスリムな洗濯カゴを入れる予定。
この細さです↓
用途は
・タオル類
・洗濯洗剤等
・洗濯ネット
・(将来的には)夫婦のパジャマや下着?
といったところ。
洗面室と分かれる脱衣室で、入浴中に鍵までかけられる場所。
狭くてもこの中にどうしても必要!!と思っていた収納でした。
ここはのちに後悔ポイントにもなるわけですが・・
詳細は後日です!
2Fの収納
2Fの収納は全部で7か所。(うち1か所は6個分の可動間仕切り収納を一つとしてカウントしています)
1Fの収納程細かくないですが、考えたことや収納予定のものをまとめます!
寝室の収納
寝室の収納は、ウォークインではない普通のクローゼット収納。
我が家にとっては優先順位が高くなく、あまり広くはありません💦
①衣類収納用クローゼット
夫婦の衣類を中心に収納予定。
ハンガーパイプを前後二段にしましたが、おススメではありません(笑)
衣類はここに入りきる量でコントロールする予定です!!
②布団収納
クローゼットの隣を仕切って布団収納に。
幅:110㎝(折れ戸の部分の間口は90㎝)
奥行き:74㎝
となっていて、布団用に普通のクローゼットより奥行きを深くしてもらっています。
(こちらをベースに隣のクローゼットも奥行きが深いです)
今現在は子どもたちと布団を並べて寝ていることもありますが、将来的にベッドになったとしても掛け布団などの収納スペースは必要です!!(意外と見落としがちかと思います💦)
2F水回りの収納
2Fの水回りはトイレと洗面台。洗面台のみ収納があります。
(トイレ内に収納なくて大丈夫か??)
③2F洗面台収納
2Fの洗面台はPanasonicの『エムライン(M-LINE)』というもの。
1Fで使うシーラインより安価でコンパクトです。
2Fの水回りはエムラインの下部収納のみ!
子どもたちが自室を使うようになるまでは本格始動しない収納かもしれませんが
・トイレ用品
・掃除用品
・雑貨のストック
などを収納予定です!
エムラインの詳細はこちら☆
子ども部屋&書斎の収納
子ども部屋は、唯一将来的に置き家具が必要になるだろうと思っている空間です。
一般的な1Kのアパート程度の収納はそれぞれの部屋に設けていますが、本棚などは別で置くことになるかもしれません。
④可動間仕切り収納
間取り図の青〇の部分の6個が全て可動間仕切り収納です。
フレキシブルさを求めた子ども部屋(+書斎)は、可動間仕切り収納で仕切って使うことになっています。
中は固定棚、可動棚、ハンガーポールがあり
衣類やそれぞれの荷物を収納します。
子ども部屋の収納はこの可動間仕切り収納をそれぞれ2つずつ。
(一つの部屋は可動間仕切り収納+⑤の洋収納)
収納量として足りるかどうかは性別や性格によっても違いそうです。
答え合わせは数年後・・💦
可動間仕切り収納についての詳細はこちら☆
⑤洋収納
子ども部屋の唯一の造り付け収納です。
こちらはハンガーポールと上部に固定棚が一つだけで可動棚はありません。
先程記載の通り、可動間仕切り収納1つと合わせて一部屋分の収納になります。
⑥書斎の本棚(収納?)
こちらは書斎の本棚。
Panasonicの『キュビオス』という商品です。
棚板は中央を除いて可動式。
右上はエアコンのスペースで開けてもらっています。
まとめ
以上が我が家の収納計画の全てです!
現在の荷物の量、将来のことまで考えて収納を決めていくのは非常に難しく感じます。
我が家も足りるのか足りないのか?正直わからないところではあります。
今回の計画を踏まえて、
・一年使ってみてどうなのか?
・作ってよかった収納は?
・収納の後悔ポイントは?
そういった点を結果編でまとめていますので、そちらも併せてご覧ください✨
応援、よろしくお願いします🌻